公開された映画「インターステラー」のエグゼクティブ・プロデューサーを務めた、理論物理学者キップ・ソーンは、これまでの、SF映画とは異なる、理論物理学の範囲内でのストーリー展開と、すべてのシーンに、リアリティを強く求める姿勢で、例えば、三次元宇宙から、五次元宇宙に、移行する、ブラックホールのCG作成のため、新たな論文を作成、複数の物理学者らと、学会レベルの会議を繰り返し、その検証結果に添う、物理学界お墨付きの内容に、仕上がっています。

監督のクリストファー・ノーランも、この映画は、SF映画ではない。リアルな宇宙を描いたドキュメンタリーであると、述べていますが、映画制作時に、作成された論文が、後押しとなり、2017年、キップ・ソーンは、重力波検知を、成功させたとして、ノーベル物理学賞を受賞しています。

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