観る限り、強い祈りや、リキミのある願いほど、具現化することは、難しくなります。有史以来、世界中の人々が、平和や、紛争のない世界を、祈り、願い続けていますが、それらが、実現することは、今後もないでしょう。その理由は、平和を願う人と、戦争を仕掛ける人の思考は、対極にあるように映りますが、エネルギー的には、全くもって、同じ周波数を放っているので、4%の思考のベクトルより、放たれるエネルギーや、その周波数により、対極のエネルギーは、相互に、強化され、分断、対立の構造は、ますます拡大していくからです。それはまるで、水銀棒の温度計で、プラス30℃ とマイナス30℃は、対極のように映りますが、重力を持つ思考の周波数は、高い周波数を放つ宇宙や、その流れとは、共振出来ないので、宇宙の視点から観ると、どちらの極性も、同じ水銀棒にしか映らないことと、似ています。芯から平和を望むのであれば、戦争と平和という対極対立の水銀棒(ステージ)から離脱すること。つまり、戦争にも、平和にも、加担することなく、水銀棒(ステージ)そのものに、エネルギーを与えないこと。好きの反対は、嫌いではなく、無視なのです。これらのことは、人生にも、置き換えることが出来ます。ポジティブ思考の人は、一見、快活に映りますが、その人生は、変容するどころか、ネガティブな対極として、病気や困難が、次から次に、現れてくることは、珍しくありません。一方で、ポジティブも、ネガティブも、意識に無く、淡々と、生きている人は、己れの世界が拡大、芯の自由を謳歌している場合がほとんどです。芯の自由を望むのであれば、まずは、ポジティブ思考を手放し、対極対立ステージから離脱……空(くう)の意識や、ただ在る静寂に、身を置く時間を、増やして参りましょう。漆黒の宇宙の如く、静寂に勝るエネルギーは、存在しないのですから……
zerostillness
nandemo ari de nandemo nai